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2015年04月23日

海上保安資料館横浜館(工作船展示館)

これまでにも、赤レンガ倉庫に行くたび、ずっと気になっていたんですけど。
いつも、手作り作品の展示即売会とか、ドイツビールのお祭りとか、他の目的がありまして。
中に入る機会がなかった海上保安資料館横浜館。ようやくゆっくり観ることができました。

展示室に入った途端、目に入ってくるのは、ボロボロの船。
建物の真ん中にドーンと設置されたそれは、平成13年12月22日に発生した九州南西海域工作船事件にかかわった工作船の、まさに実物。
その工作船を囲むように、押収された品々などが展示され、ぐるっと一周しながら、この事件がどういうものだったのか、背景に何かあるのかなど、色々なことを勉強できます。


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2015年04月10日

静岡市美術館


静岡駅近辺に用事があったもので、ついでにまた立ち寄ってまいりました静岡市美術館。
とてもラッキーなことに、2015年3月28日から4月5日までという短い期間に行われていた特別展「神の葵と将軍の葵」を観ることができました。
しかも、入場料は無料!
以前ご紹介した家康公四百年祭の一環みたいです。
「この紋所が目に入らぬか!」で有名な、徳川家の葵の御紋。
一方、京都三大祭のひとつに数えられる「葵祭」を例祭としている上賀茂神社。
江戸時代を通じ、徳川家と上賀茂神社との間には、この「葵」を縁とした交流があったそうなんです。

特別展から話は少し脱線しますが…。






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2015年04月02日

長谷寺・鎌倉文学館

藤沢で用事があったんですけど、思ったより早く終わったんで、かねてから行ってみたかった長谷寺まで足を伸ばしてみました。
楽しみにしてたのに、宝物館がリニューアル工事で閉館中。オーマイガッ!←お寺だっつうの。
何でしょうねえ。こういうこと、すっごい多いんですよねえ、私。
以前、松本まで開智学校を観に行った時も、工事中で中に入れず。
金印を観ようと福岡市美術館(当時はまだ博物館じゃなかった)まで行ったのに、たまたま他の博物館で展示中ってことで観られず。
って、まあ、事前に調べてから行けよって話なんですけどね。しょぼん。

気を取り直して、散策路をテクテクと。
ま〜、由比ヶ浜や相模湾が見渡せて、それは素晴らしかったですよ〜。
でもって、弁天窟。探検してる雰囲気プンプンで。
普段は「辛気臭くてイヤ」と寺院拝観を渋る主人も、かなり楽しんでました。
宝物館がリニューアルした暁には、ぜひリベンジを果たしたいと思っております。

次に向かったのは、鎌倉文学館。
鎌倉に行く機会があったら、ぜひ訪ねたかったんですよね。
日曜日だったので、さぞや混雑しているだろうと覚悟して行ったんですけれども……。
文学館に向かう道では、すれ違う人も無く。
今日、もしかして休館日? とか心配になりつつ向かったわけなんですが。



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2015年03月31日

静岡市美術館・特別展「国宝久能山東照宮展」

美術館と言いながら、かなりクオリティの高い文化財関係の展示も行われる静岡市美術館。
以前、「法隆寺展」が行われた時も素晴らしかったんですよね。
夢違い観音が色々な方向から鑑賞できるスペースが設けられており、左から右からと何度も眺めて惚れ惚れしてしまいました。
美術館ですから当然と言えば当然なんですが、「文化財」というより「美術品」として展示してますって印象で、こういうのも大いに有りだなと。
あまり混み過ぎないのも、地方にある美術館の良いところかも。

さて、今回は2014年10月4日から11月24日まで開催されていた「国宝久能山東照宮展」を11月20日に観に行った際の感想なぞ。

久能山東照宮は、徳川家康自らが「久能山に葬って」と遺言したことから、二代目の秀忠の命により建造された神社だそうです。
この特別展は、静岡市・浜松市・岡崎市という家康ゆかりの3つの市が展開している「徳川家康公顕彰四百年記念事業」の一環として行われたもの。
久能山東照宮を参拝できる(バス代とかロープウェイ代とかも含む)共通チケットも販売されていました。

さすがに気合が入っていて、鎧兜やら絵巻物やら、所狭しと並んでまして。迫力満点で、圧倒されました。
中でも素晴らしかったのが、「歴代将軍揃い踏み」と題されたコーナー。
江戸時代の将軍たちの肖像画がズラッと並び、それぞれが愛用した鎧や兜が勢ぞろい。
鎧や兜はほぼ久能山東照宮博物館に所蔵されているもので、肖像画は長谷寺所蔵のものがほとんどでした。

ただ、「生類憐みの令」で有名な綱吉の肖像画だけは、法隆寺の所蔵になってましたねえ。
そうそう、綱吉自身が、民衆の姿を描いた屏風絵も展示されてました。
「犬公方」とか言われて、今ひとつ良い印象のなかった綱吉ですが、近年、その政治手腕について見直しもされつつあるとか。
そう言えば20年くらい前、塚本学の「生類をめぐる政治」という本を読んだんですが、それまで悪政だと思い込んでいた「生類憐みの令」が、実は当時の世相をよく理解した上で行われた政策だった、みたいな話が出ていて、へえ〜と思った覚えが。
絵の題材に民衆の姿を選ぶあたり、綱吉の政治家としての目線が垣間見える気もしますねえ。
などと、ずぶの素人が知ったようなことを言ってみたりして(笑)。

他に有名どころと言えば吉宗かなっと思うんですけど。
この吉宗の鎧、なんだか他とちょっとイメージが違うなあと思っていたら、鎌倉時代の復古鎧だとか。
ちょっと通っぽいって言うんですか。
今でいう「ちょい悪オヤジ」的な感じの人だったのかな、な〜んて思ったり。

東照宮造営以降の展示ばかりかと思っていたら、古代・中世とこの地に営まれていた久能寺(16世紀に清水区に移築され、現在は鉄舟寺になっている)が所蔵していた文化財も展示されていました。
特に印象に残ったのは、久能寺経でしょうか。
三大装飾経と呼ばれるもののひとつで、30巻作成されたうちの26巻が現存しているそうです。
結縁書写ということで、1巻ずつ違う方が描かれたこともあり、それぞれに工夫を凝らした装飾がされていました。
中には、裏面にまで装飾したものもあるとか。それはそれは綺麗な装飾経でした。

実は、私はまだ久能山東照宮に参拝したことがないんですよね〜。
昔、せっかくだから、ロープウェイじゃなくて「いちいちご苦労さん」で有名な階段を登ろうよ、な〜んて言って階段の下まで行くには行ったんですけどね。
迫力のある階段を見て一気に戦意喪失(笑)。
変な意地を張らずに、今度はロープウェイで行ってみることにします。

ちなみに、「徳川家康公顕彰四百年記念事業」は、今年いっぱい続くみたいです。
各地で色々なイベントも開催されるみたいですので、興味のある方はぜひ。
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2015年03月29日

東京国立博物館・特別展「日本国宝展」

東京国立博物館の平成館で2014年10月15日から12月7日まで開催されていた「日本国宝展」に行ってまいりました。
観覧日は11月15日でして、正倉院の宝物は既に観ることができなかったんですけど……残念。
入館料は1,600円。
全国あちこちにある国宝が一同に集まっていると思うと、お得感満載。
本来あるべき所で観た方が感じ入るものはあるのかもしれませんが、交通費とか拝観料とか考えたら、ねえ(笑)。

博物館めぐりが趣味の私、時間がある時は音声ガイドを聞きながら観ることにしています。
全ての解説を読んで回るのは至難の業ですし、混んでいる会場ならなおさら、人の頭でよく読めないなんてことも多いわけです。
その点、音声ガイドなら心配なし。解説に書かれていること以上のエピソードもあったりして、オススメです。

さて、会場に入ってすぐに目に入るのが、仏足石。
文室真人智努(ふんやのまひとちぬ)が亡き妻の追善のために作ったという日本最古のものだそうです。
普段は薬師寺で祀られているわけなんですが、こうして「文化財」として解説付きで展示されると、芸術作品としても素晴らしいなと改めて思ってしまいますね。

奥に進むと、目の前には法隆寺所蔵の玉虫厨子が。
実は私、法隆寺の大ファンでして。
時間が取れれば法隆寺を訪れてしまうクセがあるんですけれども。
法隆寺には他にも色々と素晴らしい文化財があるため、こんな風に玉虫厨子だけをじっくり観たことはありませんでした(汗)。
壁には、四面に描かれている画の写真が飾られ、それぞれの解説がなされています。
実物をじっくり観ながら、古代に思いを巡らせる時間。いいですねえ。

という具合に、次から次へと「教科書で見たことあるじゃ〜ん」クラスの文化財が並んでおりまして。
夢中で歩を進めて行ったわけなんですが。

個人的に嬉しかったのが、東寺百合文書(とうじひゃくごうもんじょ)でしょうか。
これ、現在は京都府立総合資料館で所蔵されているんですけど。
私が学生の頃、虫干しも兼ねて年に1回(だったと思う)、展示会をやっていたんです。
で、バイトでその展示会の受付をしたことがありまして。
お〜、久しぶり〜ってな感じで、見入ってしまいました。

そして、最も印象に残ったのが、支倉常長の肖像画。
っていうと、等身大のでっかい絵画を思い出される方も多いかと思いますが、これは小さいもの。
遣欧使節でローマを訪れた際に、描かれた油絵らしいです。
これ、よく見ると折りたたまれた跡があるんですよね。
支倉常長が日本に戻ってきた時には禁教令が出されており、常長は失意の中で亡くなったとか。
この絵は、仙台藩に没収された上、折りたたまれて保管されていたそうです。
その後、こうして日の目を見ることになったわけですが、痛々しい折じわが残ってしまったということで。
油絵1枚ですが、その裏側にある色々な事情に思いをはせてしまいました。

さすがの国宝展。素晴らしい文化財をじっくりと堪能できましたよ〜。

東京国立博物館には、平成館の他にも色々な建物があります。
中でも私は、法隆寺宝物館が好き。
機会がありましたら、こちらについても語りたいと思います。
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